大正3年(1914年)の桜島の大噴火で噴出した大量の火山灰・軽石で、
ここ黒神地区にあった、「腹五社(はらごしゃ)神社」の鳥居は
、噴火後たった1日で軽石や火山灰に埋め尽くされました。
元々高さ3mあったという鳥居ですが、今では笠木部分の約1mを
見せるのみとなっています。
黒神集落の家々は、屋根だけを残して、地面の下へ。
神域への入口である鳥居はとても大切な場所。
噴火のあと、住民は掘り起こそうとしました。
しかし、「噴火の記憶を後世に残そう」と、当時の姿のまま今に伝えられています。
確かに見るだけで、噴火の凄まじさが伝わりますね。